よくある疾患一覧

以下、ご相談の多い疾患一覧です。

心身症

心身症は、日本心身医学会の定義によると、『身体疾患の中で、その発症や経過に心理・社会的因子が密接に関与し、器質的ないし機能的障害が認められる病態』であり、心と身体が相互に影響し合って、身体的に器質的・機能的な悪影響を及ぼす病態を指します。

うつ病

うつ病とは、気分障害の一つであり、持続的な抑うつ気分や興味と喜びの喪失、活動性の減退、著しい疲労感などを特徴とします。

双極性障害

双極性障害は気分の極端な変動を特徴とし、躁状態と呼ばれる極度の気分高揚状態と、うつ状態と呼ばれる深刻な憂鬱状態が交互に少なくとも2回、現れる精神疾患です。

睡眠障害(不眠症)

睡眠障害とは十分に質の高い睡眠を確保できない状態のことを指し、日中の機能や健康に悪影響を及ぼすおそれがあります。

パニック障害

パニック障害は、突然、動悸、発汗、震え、窒息感、めまいなどが出現し、このまま死んでしまうのではないかと思うほどの恐怖と不安を感じる疾患です。

社交不安障害

社交不安障害は、社交場面や他人との交流において、強い不安や恐怖を感じる精神障害です。

強迫性障害

強迫性障害は、自分の意思に反するある行動や考え(強迫観念)が頭に浮かんで離れず、その考えが現実化してほしくないという恐れを抱いているため、実現化を阻止したり中和したりするための独特な思考を反復したり、儀式的な行動(強迫行為)を繰り返したりする精神障害です。

統合失調症

統合失調症では幻覚や妄想、思考の混乱などがみられ、それらの症状によって現実感覚や乱され、思考・情動・行動の調整が困難となる、重篤な精神障害です。

過敏性腸症候群

過敏性腸症候群は、腸に炎症や潰瘍といった器質的な異常がないにもかかわらず、腸の運動や感覚に異常が生じる慢性的な疾患です。

摂食障害

摂食障害は、食事に関する異常な心理的・行動的なパターンを特徴とする精神障害の一つです。

適応障害

適応障害は、ストレスや困難な状況に直面した際に生じる、個人の主観的な苦悩と情動の障害であり、心と身体の不調が出現します。

むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)

むずむず脚症候群は、安静時や睡眠中に、特徴的な痒みやピリピリ感、落ち着かない不快な感覚が脚に現れる神経系の障害です。

自立神経失調症

自立神経失調症は、交感神経と副交感神経のバランスがストレスによって乱れ、倦怠感、不眠、動悸、息切れ、めまい、立ちくらみなど、様々な症状が出現します。

全般性不安障害

全般性不安障害は、学校や仕事など身近なことから普段自身が直接関与しないような事柄についてまで、過剰な心配や不安を抱いており、不安や心配が日常生活を支配している症状を指します。

パーソナリティ障害

パーソナリティ障害は、当事者の持続的なパーソナリティ特性や行動が、他者との対人関係に支障をきたし、人付き合いに問題が生じてしまう特徴があります。

心的外傷後ストレス障害(PTSD)

大変危険で生命の危機を感じるような、衝撃的な出来事(トラウマ)を、直接的または間接的に体験した後、過度のストレスを感じ、数週から数か月経ってもその時の体験を思い出したり、夢に見たりして、心理的苦痛が続く状態です。

引きこもり

引きこもりとは、原則的には6か月以上にわたって家庭にとどまり続け、社会的な活動や人間関係を回避する状態を指します。

ネグレクト

ネグレクトとは、子どもや高齢者などの依存者に対して、適切なケアや保護を行わないことを指します。

セルフネグレクト

セルフネグレクトとは、自分自身のケアを放棄し、健康や生活に支障をきたす状態を指します。
精神疾患や認知症などが背景にあることが多く、人々の注目を集める問題となっています。

アルコール依存症

アルコール依存症は長期間に渡って過量のアルコールを摂取することによって中毒性が生じ、何よりもアルコールを優先せざるを得なくなってしまう疾患です。

月経前症候群(PMS: premenstrual syndrome)

月経前症候群(PMS)は、女性の月経周期に関連して起こる身体的、精神的な症状の総称です。

更年期障害

更年期は、女性の閉経期の5年前から5年後までの10年間を指しますが、更年期にはホルモンバランスが大きく変化するために、さまざまな症状が出ることがあります。

認知症

認知症は、脳の器質的・機能的障害により、記憶や思考力、見当識、判断力などの能力が障害され、情動の統制や社会的行動の低下がみられます。

不登校

不登校とは、心理的な問題やストレスが原因で通常の学校生活を避け、学校に行かない状態を指します。

思春期妄想症

思春期妄想症は、主に自身の身体に関して、自身の体臭や容姿が醜いために、周囲の人々に不快感を与え、嫌われたり避けられたりしているという妄想を持つ状態です。

もし当てはまる疾患がない場合でも、「調子がおかしい」「何か変だな」と感じる場合は、治療が必要な場合があります。
お一人で悩まず、どうぞお気軽にご相談ください。

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